神殿狛犬



ポリパテ狛犬あらため神殿狛犬。。。
塗りました。

写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

写真6

写真7

狛犬の素材は当初は木でした。
雨には弱いので、社殿のなかに置かれて、
一般庶民には見る機会がなかったようで。。
石造の参道狛犬が作られ、庶民に親しまれるようになるのは、ぐっと時代が下ってから。

地元の神社ではたま〜に木造狛犬を見る機会があります。
せっかくだからそれ作っちゃえ、、と思ったわけですが、

モデルに選んだのがとある神社の社宝たらーっ(汗)
さすがに実物は見れず、写真も本に一枚載ってるきり、NETにも落ちてない。。。。という状態で、アングル的にわかんないとこはいろいろ割り切ってます。

それ以外にもオミットした点が二つ。。。
実物は股間に主砲を装備してます。
下品というかギャグになる危険があったので再現してません。
実物は目に玉眼がはまってます。
塗ってもよかったんですが、、、ちょっと浮きそうな気もしたんでとりあえず塗ってないです。まあ、これは気が向いたら塗ってもいいかな、くらいですが。
画竜点睛っていうくらい目は大事なわけですが、、
「木彫工芸品の模型」とした場合、あんまり生き生きされちゃってもかえって「らしさ」が失われるんじゃないかと心配で・・
まあ、たんに下手だから逃げただけって噂もあったりなかったりするわけですがあせあせ(飛び散る汗)
いや、まあ、ほら、ミロのヴィーナスの眼を塗ったり、あまつさえ肌を塗装したりしたらどーゆーことになるか。。。。。って感じなのよ(;^^A


◆塗装過程

木目塗装については以前やってるんで、このへんの過去記事参照。。

写真8
・・・クリアレッドとクリアイエローをクリアで薄めて縞々を描きます。

写真9
写真10
・・・エアブラシで明るめの茶色を吹きます。
ウッドブラウンとレドーム混ぜたっけ?
サンディブラウンとタンも入れたような入れないような。。。
ま、テキトーでいいかと<おいおい

この時点であるていど木目っぽくはなるんで、1/35とか小さいものならここで終わってもいいというか、、、もともとそっち方面で仕入れた技法だった気もします。

写真11
・・・が、自分の模型はもうちょっと大きめなので、もう一手間かけます。
前述のクリアレッド、クリアイエロー、エアブラシで使った明るい茶色、新たに作った暗めの茶色で縞々を描く描く描く。。。
暗めの茶色はマホガニーを大量のクリアで薄めた感じの色。
半透明色で縞を描いて、明るめの茶色(これは不透明色、クリア入れてない)でなじませる感じ。うまくなじまなかったらもっかい明るめの茶色をエアブラシで吹いてもいいかも。

写真12
写真13
・・・このへんから汚しに入ります。数百年分の煤汚れ(笑)
マホガニー+黒、をエアブラシで吹きました。
吹くときは上から上から。。。
陰影をつけるんなら下が暗いわけですが、これは煤汚れだもんで、モデルの写真とか見ると、腹側はむしろ保護されて、上のほうが黒かったりするようです。

写真14
写真15
・・・エナメルの黒+茶色でウォッシング。
一回ふつうにウォシングしたあと、いったんラッカーのつや消しでコートし、もう一回ウォッシングしてます。
二回目のウォッシングは、塗って拭き取るというよりは、しみこませる感じ。。
塗膜のつやというのは表面の平滑度です。
つるつるだとピカピカになります、つやあり。
ざらざらだとマットになります、つや消し。
要は光を反射するかどうかですから。。。
で、つやを消す=表面をザラつかせると、薄めたエナメル塗料がいー感じでしみこんでくれたりするわけです。
ので、二回目の汚しに使うエナメルは、最初に使ったものにさらに溶剤をくわえてしゃばしゃばにしてます。。
ただしこれをやると、乾燥時に水垢みたいな感じで輪郭線が残っちゃう場合があるので、綿棒とかでごまかします。。。。
お奨めはしませんが、まあ、こういうことも自分はたまにやります(;^^A

最終的につやを消したら完成ってことで。。


◆製作関連記事

ポリパテ狛犬:その1
ポリパテ狛犬:その2
ポリパテ狛犬:その3
ポリパテ狛犬:その4
ポリパテ狛犬:その5
ポリパテ狛犬:その6(原型)
ポリパテ狛犬:その7(複製)
タグ:ラッカー系
posted by 零無 at 15:12 | 【実作業.2】 塗装過程